会長挨拶


このたび、第81回中国・四国形成外科学会学術集会を開催させていただくことになりました。歴史ある本学術集会を担当させていただくことは島根大学形成外科にとって大変名誉なことであり、評議員・会員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

2020年の新型コロナウイルスによって我々の日常は大きな変革を迫られ、学会の在り方も様変わりしています。そして未知の疾患に対峙する時の研究、エビデンスの構築と重要性も改めて実感しました。形成外科の分野でも未だ解決できていない疾患が多数あり、本学会での臨床研究や症例報告の議論は未来への重要な礎となるはずです。

 

本学術集会も前回と同じく、WEB開催とさせて頂きましたが、私も含めて、会員の皆様も議論の“仕方”にようやく慣れたきたことと思います。そのため、WEB開催の良さを取り入れた、若手優秀演題賞などの選出など新たな試みも準備しています。ぜひ多くの会員の皆様の活発で多角的なご討議を期待していますので、奮ってのご参加を心よりお願い申し上げます。

 

第81回中国・四国形成外科学会学術集会

会長 林田 健志

(島根大学医学部附属病院形成外科)